意外な結果に驚きのPHPerKaigi2024

こんにちは、Rinchokuです。3月7日(木)~3月9日(土)にPHPerKaigi2024がありました。業務などの関係で、最終日の3月9日(土)のみ参加しました。とてもよかったセッションは多くありましたが、今回はイベントについてのみ本ブログでは書こうと思います。

 

PHPerKaigi2024会場入り口のバナー

イベントコンテンツについて

PHPerKagi2024では下記のような催し物がありました。

  • PHPerチャレンジ
  • アンチボッチランチ
  • ネイルアート
  • スポンサーブース
  • ポスターセッション

ネイルアート

いずれも楽しく参加させてもらいました。特にアンチボッチランチは、このような場では仲間内で交流してしまう傾向があるのを、うまく他の人と交流してもらう場にしてもらう企画としてとてもよかったと思いました。私もアンチボッチランチを使うことで、円滑に交流ができたと思いました。

また恒例のPHPerチャレンジに関しては、今年はコードゴルフ・スポンサー企業の問題をやってみました。私が観測したスポンサー企業の問題をすべて解くことができたので、去年の自分より少しずつ色んな技術を得ているんだなという実感にもなりました。コードゴルフについては、あまり順位を上にすることができませんでした(FizzBuzzは30位、Base32は11位、Brainf*ckは7位)。サイズのところを見ると、自分の順位を境目に大きく下がっていたので、若干なんだか悔しい気持ちが大きかったです。次回は、1位を目指す勢いで頑張りたいと思いました。

 

また抽選会では、14回中11回当たりという、意味が分からない結果になりました。1位のカステラは後日家族と食しましたが大好評でした。また、過去ステッカーやTシャツももらえたので有効活用していきたいと思います。

抽選会で当たった賞品

PHPerKaigi2024モチーフのカステラ

最後に

今年もよいカンファレンスを提供してくれた運営スタッフ、スピーカー、スポンサー企業、当日参加したPHPerの皆様本当にありがとうございました。去年転職してからエンジニアの採用担当も兼任していますが、こういうカンファレンスに参加する人は少ない印象です。私はカンファレンスを知ったことを機に視野が広くなりました。カンファレンスに興味を持ってもらえるように、面談や企業内布教などで少しずつ知ってもらう活動をやっていければと思っています。

PHP Conference 2023に行ってきました。

こんにちは、Rinchokuです。
2023年10月08日(土)に開催されたPHP Conference 2023にオフライン一般参加しました。そのため、参加レポートとして記録を残しておこうと思います。

https://phpcon.connpass.com/event/286717/

PHP Conference 2023の会場入口にある開催情報

PHP Conference 2023の会場入口

最初に

自分はPHPerKaigi 2023が初めて参加したカンファレンスのため、PHP系のカンファレンス参加は今回で2回目となります。今回もCfPを出していましたが残念ながら不採用ということで一般参加で行きました。

9:30頃に到着し、Closeまでフル参加でした。スポンサーブースが30以上もあり、セッションが並行で6つもあり、どれを見ようか迷いました。結果としては、最初に企業ブースを一通り回り、その後はセッションを見るという流れでいきました。

 

PHP Conferenceの企業ブースのノベルティ1

PHP Conferenceの企業ブースのノベルティ1

PHP Conference 2023の企業ブースのノベルティ2

参加して

正直前述の通りセッションが6つ並行してました。後日Archiveを漁らないといけないという中、特に記憶に残ったセッションは下記になります。

アンチパターンに踏み込む -作って理解するサーバーレスPHPフレームワーク-」はAWSのLambdaでLaravelフレームワークを使う意味やそれによるメリット・デメリットを解説してました。ただ、個人的に印象に残ったこととして、「Lambdaのアンチパターンと理解しながら、フレームワークを利用する(デプロイサイズが大きくなる)というのをあえて選択肢として入れた」というのが目から鱗だったなと感じました。

やはりアンチパターンと聞くと、心理的に「反するのは極力避けよう」と思います。しかし、開発体制や組織構造を見たときに最初から選択肢の中から取り除くのは間違っていたなと感じました。本セッションでは、独自のミニマムフレームワークを作成し、Laravelフレームワークにとって、デプロイサイズやレイテンシーがどう変わるのかも分析していました。それによって、我々エンジニアが取れる選択肢を広げることになる良いセッションと感じました。

「commitを積むとは「物語を書く」ことである」はLT枠であり、タイトルの通りにcommitメッセージに関するセッションです。自分はcommitメッセージは気にして書きますが、現職の他のエンジニアではあまり意識していないエンジニアが一定数います(例えば、いろんな機能が含まれていたり、「実装」というメッセージがあったり)。そんな人たちに簡単にでもいいから「なぜcommitメッセージはwhyを書くべきなのか」を解説する良いセッションであったと思っています。

最後に

今回のカンファレンスでは、セッションより企業ブースのエンジニアの方との交流や出し物(クイズや自由記入)をメインで回った印象でした。

また会場では抽選会もやっており、なんと「iPad(無印)」を当てることになりました。普段使ってこなかったものなので、今後どういう使い方をすべきか悩んでいます(こういうのあるあるだなと感じてます笑)。ここ最近は、参加レポートとしてブログを書くようにしたり、不採用ながらCfPになるべく出すように意識しているので、こういう形で恩を返していければと思います。

今回は使用で懇親会は参加しませんでしたが、それでも濃密な時間を過ごせたと思います。PHP Conference 2023の運営の方や、今回交流してくれた方、また支えてくれる方本当にありがとうございました。

抽選会でいただいたiPad

抽選会でいただいたiPad



 

SRE NEXT 2023に行きました

 

こんにちは、Rinchokuです。
今回は9/29(金)に実施されたSRE NEXT 2023に参加しましたので、その備忘録を記録しようと思います。

Photoスペース

Photoスペース



 

はじめに

2023年5月まで勤めた前職では、SREを約1年半程度兼任という形でSLI・SLOの策定や開発生産性を上げるための施策案出し・対応をしていました。

現在在職している会社にはSREというチームは存在しません(SREに関わる文化もあまり浸透していない)が、こっそりとモニタリング環境を整えたり、開発環境の整備をしています。(しっかり上長の承認は取っています)

そんな環境でもあるため、より知見やコミュニティを広めたいと思い、SRE NEXT 2023に参加をしようと思いました。ただ参加するのも味気ないなと思い、個人スポンサーという形で協賛もしました。(Personalの真ん中が私のアイコンとなります。)

SRE NEXT 2023の個人スポンサーの一覧

SRE NEXT 2023の個人スポンサーの一覧

個人スポンサーでいただいたノベルティのコップとストラップ

個人スポンサーでいただいたノベルティ

セッションについて

セッションの傾向として各会社での「SRE活動を行った結果や今後」が多く感じました。内容自体もSLI・SLOだけでなく、ポストモーテム文化・アラートについて・文化の醸成と幅広いセッションが多い印象でした。

私が見たセッションの中で特に面白いなと感じたのは「SREの組織類型に応じたリーダーシップの考察」と「開発者とともに作るSite Reliability Engineering」でした。

「SREの組織類型に応じたリーダーシップの考察」はSL理論とSREがチームに関わるフェーズを当てはめるとピッタリ合うという話でした。SREは会社として根付かせていくものと考えると、SRE発足〜SRE浸透と幅広く利用できるような内容だっとと思いました。

「開発者とともに作るSite Reliability Engineering」はEmbedded SREを根付かせた実例でした。SREチームと開発チームは相互理解していかないと、課題解決ができなかったり、SRE文脈が根付かないということに繋がるかなと思います。それを色んな制度や取り組みをすることで根付かせた良い一例を見れたと思いました。

他にも素晴らしいセッションや、気になっていたが見に行けなかったセッションが数多くあるので、Archiveが来るのが今から待ち遠しく思っています。

懇親会について

懇親会では約2時間程度、様々な会社の方とコミュニケーションが取れました。セッションではSREの実例がメインでしたが、懇親会で交流した人達の多くは「SREを発足したが、様々な要因でSRE活動がうまく進めていない」という逆の傾向がありました。

私の現職も言ってしまえば同じような境遇でもあったので、互いにどのようにしたら他チーム・会社に根付かせることができそうかという議論ができて楽しかったです。

最後に

SREはチームとなり関わることが多いと思いますが、そのマインドはSREチームがなくとも必要な考えと思っています。前職のリーダーが言っていましたが『全員がSREの活動ができるのであれば、SREチームはそもそもいらない』は、私自身もその通りだと思っています。

SRE精神を持って、現職でのSRE布教を進めつつ、パネルディスカッションに来ていたSRE NEXTのお隣さんである「CloudNative Days」「Platform Engineering Meetup」「DevOpsDays」などにも積極的に参加もしていきたいなと思います。

 

 

2023/08/26のSecurity-JAWS【第30回】に行きました

2023/08/26(土)に開催されたSecurity-JAWSのDay1 カンファレンスに行ってきました。
その備忘録としてブログを残しておこうと思います。

Security-JAWSとは

JAWSは「Amazon Web Service - Japan」というユーザコミュニティの略称であり、AWS+Securityをコンセプトに立ち上げられた勉強会です。
日本の都道府県に数多く支部があり、今回開催された東京では第30回目で、久しぶりにオフライン+オンライン開催ということです。

私個人としては、Security-JAWSは今回初参加でした。Webアプリケーションエンジニアをメインとしていましたが、WebエンジニアもAWS周りを理解していかないという思いがあり、今回Security-JAWSに参加しました。

https://s-jaws.doorkeeper.jp/events/155024

今回は参加し感じたことをさらっと記述していこうと思います。

Q&Aが活発

今回は20分×12Sessionと多くのSessionが実施されました。
自分自身あまりカンファレンスや勉強会には行ったことがありませんが、Session後のQ&Aが活発と感じました。全セッションではオフラインの参加者だけでなく、オンライン視聴者からの質問も出ており、各Sessionでは3名以上の質問が出るなど、意識の高さなどを実感できました。

自分もいくつかのSessionでは気になる点を質問し、過去経験したことを踏まえた疑問点の解消ができました。

Session内容がどの分野にも活用できる

今回Security+AWSというのもあると思いますが、Securityに携わる人以外でも知っておくと良いことが多くあったと思います。

最近さらに広がりつつあるクラウド環境というのもあり、「簡単に構築できることで脆弱性が対応されていない」「誰かがやってくれるだろう」という状況が多くあるのかなと思います。

これはSecurityの分野だけではなく、各分野でも同じことが言えることかなと思います。

特に下記のSessionは、いろんな分野でも考えさせられる内容だったと思いました。

  • クラスメソッド株式会社佐藤さんの「ECS on Fargate のセキュリティ対策は何をやるべき?開発者目線で考える」
  • EGセキュアソリューションズ株式会社徳丸さんの「Capital OneはDevSecOpsの先駆的企業だったのになぜ1億件超の個人情報漏洩が起こったか」

懇親会にて

オフライン参加をしたので、他のエンジニアの方と交流する思いで、懇親会にも参加しました。

自分が交流した人はここ最近Security-JAWSに参加し始めた人が多くおり、セキュリティを専門としていない人(SIerや社内SEなど)ばかりでした。
その中でやはり、「Securityをやっていきたいけど、後回しになりがち」「まずは自分からSecurityについて学んでいこう」という人が多く感じました。

自分もそういった考えから今回Security-JAWSに参加したということもあり、交流を続けていきたいと思いました。

最後に

勉強会というのは今まで漠然とした考えが明確になったり、モチベーションの意地に繋がる場だなと切実に感じました。

現職では素人の私からみてもSecurity意識が低かったことがわかる環境でもあるので、少しずつ社内での活動を推し進めていけたらと思っています。
そして、その活動をSecurity-JAWSやその他の場でoutputしていけたらと思います。

PHPerKaigi 2023に初参加しました

こんにちは、Rinchokuです。

2023年3月23日(木)~25日(土)に実施されたPHPerKaigi 2023に初めて参加した感想を簡単にではありますが、示そうと思います。

最初に

PHPerKaigi2023は前夜祭含め3日間開催していましが、業務上の都合上私は3月25日(土)のみの参加しました。

参加した同期は、会社には毎年参加されてる先輩方がおり、その方から誘われたため良い機会だと思い、チケット購入を行いました。

プロポーザルへの投稿もしましたが、残念ながら今回は落選という形でした。

(最近はリーダー業が主だったためあまりPHPerKaigi向けではなかったかなとは今は思っています。)

感想

まず第一に他社のいろんなエンジニアと交流するきっかけになりとても良かったです。自分はあまり社外に向けた発信は特段してこなかったです。今回参加したことで、やはり普段交流がなかった人と話すことで多くの知見が集まり、自分が今後の活動のモチベーションアップに繋がると思いました。

次にPHPerチャレンジやセッションにより技術的好奇心の向上です。PHPerチャレンジではパンフレットや会場のトークンが主でしたが、32,290の17位でした。合間を縫ってスポンサー企業の挑戦状は解いていたものの限度があり、その部分は少し悔いが残りました。次回は10位以内を目指し知見を広げていこうと思いました。

セッションでは基本興味分野のみ視聴しましたが、やはり趣深いものが多かったです。書籍だけでは得られない情報であったり、実際の質問することで得られるものが多くあるものだったと思いました。

最後に

今回参加された皆様、およびスポンサーの会社様、PHPerKaigi のスタッフの皆様ありがとうございました。引き続きPHPerの一人としてこのコミュニティへの貢献ができるよう精進していきたいと思います。